アリアドネの部屋・アネックス / Ⅰ・アーカイブス

アリアドネ会修道院附属図書館・アネックス一号館 本館はこちら→ https://ameblo.jp/03200516-0813  検索はhttps://www.yahoo.co.jp/が良好です。

2020-02-27から1日間の記事一覧

木下恵介の『楢山節考』(1958年)アリアドネ・アーカイブスより

木下恵介の『楢山節考』(1958年)2013-09-11 09:07:42テーマ:映画と演劇 http://ecx.images-amazon.com/images/I/51A7K0ODUzL._AA160_.jpghttp://ecx.images-amazon.com/images/I/616vg8gLOYL._AA160_.jpg ・ 悲惨なこの姨捨の伝説を、リアリズムの方向で…

清水宏の『風の中の子供』(1937年) アリアドネ・アーカイブスより

清水宏の『風の中の子供』(1937年)2013-09-10 08:35:44テーマ:映画と演劇 http://ecx.images-amazon.com/images/I/11oiQv7xLDL._SL500_AA300_.jpg・ 一言で言えば一夏の、だが、子供達にとってはとんでもない夏休みを挟んだ日々であったろう、と思われる…

吉村公三郎の『安城家の舞踏会』 アリアドネ・アーカイブスより

吉村公三郎の『安城家の舞踏会』2013-09-09 09:25:57テーマ:映画と演劇 http://ecx.images-amazon.com/images/I/51b8Xp4S8bL._SL500_AA300_.jpg ・ 失われていく華族制度の崩壊を背景に、安城家の人々が、旧社期の枠組みや制度、そして慣習や因習をさって生…

映画『サガン』について アリアドネ・アーカイブスより

映画『サガン』について2013-09-07 18:25:44テーマ:映画と演劇 http://ecx.images-amazon.com/images/I/51T%2B7VedY0L._SL500_AA300_.jpg ・ フランソワーズ・サガンと言う、かって一世を風靡した女流作家の、栄光から一転して死に至るまでを描いた映画であ…

わたしの選んだ成瀬の五番勝負 アリアドネ・アーカイブスより

わたしの選んだ成瀬の五番勝負2013-09-07 14:02:45テーマ:映画と演劇 ・ 成瀬巳喜男の場合は、小津作品のように番付がすんなりとは出てこない。何が優れているかと言うより、何を好むかである。また、厳密に小津調と言う形式に固持することも少なく、悪く言…

わたしが選んだ小津の五番勝負 アリアドネ・アーカイブスより

わたしが選んだ小津の五番勝負2013-09-07 10:47:56テーマ:映画と演劇 ・ 1、東京物語(1953年) 主演:原節子・笠智衆・東山千恵子ほか 2、麦秋(1951年) 主演:原節子・杉村春子ほか 3、晩春(1949年) 主演:原節子・笠智衆ほか 4、秋日和(1960年)…

小津の『戸田家の兄妹』(1941年)アリアドネ・アーカイブスより

小津の『戸田家の兄妹』(1941年)2013-09-06 17:18:47テーマ:映画と演劇 http://ecx.images-amazon.com/images/I/514J5wMqBrL._SL500_AA300_.jpg 1941年のこの古い映画を見て意外に感じるのは戦前のブルジョワ家庭の近代性である。文化や生活習慣などは階…

小津と成瀬巳喜男の名場面解釈を通じて・・・・・アリアドネ・アーカイブスより

小津と成瀬巳喜男の名場面解釈を通じて・・・・・2013-09-06 11:31:32テーマ:映画と演劇 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/01/Yasujiro_Ozu_cropped.jpg/200px-Yasujiro_Ozu_cropped.jpg http://upload.wikimedia.org/wikipedia/comm…

今村昌平の『豚と軍艦』――日本のヌーヴェルバーグ先駆 アリアドネ・アーカイブスより

今村昌平の『豚と軍艦』――日本のヌーヴェルバーグ先駆2013-09-06 08:56:47テーマ:映画と演劇 http://ecx.images-amazon.com/images/I/512AD28ABXL._SL500_AA300_.jpg ・ 日本で今村昌平監督というと、土俗的とか庶民の持つバイタリティとか言われるが、この…

もうひとつの東京物語――成瀬巳喜男の『娘・妻・母』アリアドネ・アーカイブスより

もうひとつの東京物語――成瀬巳喜男の『娘・妻・母』2013-09-05 12:04:38テーマ:映画と演劇 この作品は、下記の豪華なキャスティングをみればお正月映画などのお祭りめいた作り物として造られたのかとも思えるほどだが、みてみて、思わずうなってしまった、…

今村昌平の『にあんちゃん』(1959年)アリアドネ・アーカイブスより

今村昌平の『にあんちゃん』(1959年)2013-09-03 19:20:05テーマ:映画と演劇 http://ecx.images-amazon.com/images/I/2108FQ24MSL._SL500_AA300_.jpg ・ 今村昌平監督の最初期に属する映画『にあんちゃん』、題名のみ有名で知らずに過ごしてきたのだが、小…

木下恵介の『笛吹川』(1960年)アリアドネ・アーカイブスより

木下恵介の『笛吹川』(1960年)2013-09-02 23:10:49テーマ:映画と演劇 http://ecx.images-amazon.com/images/I/21VKKF9QYNL._SL500_AA300_.jpg・ 笛吹川を渡る長い橋の袂にある一軒家が終始この物語の舞台である。この家族の四代に渡る興亡史を武田家の滅…

ハーディ『恋魂』、ふた通りの読み方 アリアドネ・アーカイブスより

ハーディ『恋魂』、ふた通りの読み方2019-02-28 13:19:04テーマ:文学と思想 トマス・ハーディの『恋魂』、二つの読み方があるようですね。 一番目は、主人公の青年が恋のイデアに翻弄される話。本人は、自分の性癖を病として捉えていて、何時までも老いるこ…

トマス・ハーディ『恋魂』(こいたま)アリアドネ・アーカイブスより

トマス・ハーディ『恋魂』(こいたま)2019-02-27 11:08:05テーマ:文学と思想 『恋魂』はトマス・ハーディの生涯最後の小説である。 一人の男と複数の女たちとの愛の遍歴を二十年間の歳月を背景に描かれているのだが、一つの家系に繋がれ連ねた愛の痕跡と云…