アリアドネの部屋・アネックス / Ⅰ・アーカイブス

アリアドネ会修道院附属図書館・アネックス一号館 本館はこちら→ https://ameblo.jp/03200516-0813  検索はhttps://www.yahoo.co.jp/が良好です。

2020-03-26から1日間の記事一覧

イギリス的なものとE・M・フォースター『ハワーズ・エンド』、ヴァージニア・ウルフとの関係、ならびに。。。アリアドネ・アーカイブスより

イギリス的なものとE・M・フォースター『ハワーズ・エンド』、ヴァージニア・ウルフとの関係、ならび2019-05-01 10:52:55テーマ:文学と思想 二つの青い異なる価値観の間にいかなる平衡を生み出せることが可能か。E・M・フォースターの『インドへの道』にし…

映画『永久の愛に生きて』とオックスフォード――黄昏のロンドン・24 アリアドネ・アーカイブスより

映画『永久の愛に生きて』とオックスフォード――黄昏のロンドン・242019-04-29 15:47:14テーマ:映画と演劇 オックスフォードを語るのに題材は幾つもあると思うのですが、いま思いつくのは、アンソニー・ホプキンズとデブラ・ウィンがーの主演による映画『…

ストーンヘイジ幻想――黄昏のロンドン・20 アリアドネ・アーカイブスより

ストーンヘイジ幻想――黄昏のロンドン・202019-04-29 06:37:49テーマ:わたしの住んでいる町 私たち日本人が通常、英国的なものとして理解しているものはエリザベス朝期以降の歴史的事象に限られます。とりわけ産業革命革命以降の、この国が歴史に果たした…

トマス・ハーディの文学――黄昏のロンドン・19 アリアドネ・アーカイブスより

トマス・ハーディの文学――黄昏のロンドン・192019-04-29 06:24:59テーマ:文学と思想 トマス・ハーディの文学と云うと『ダーバヴィル家のテス』、『遥か群衆を離れて』などが有名ですが、特に前者は私にとっては個人的にもとても大事な作品です。 と云うの…

シェイクスピア『ウィンザーの陽気な女房たち』――黄昏のロンドン・15 アリアドネ・アーカイブスより

シェイクスピア『ウィンザーの陽気な女房たち』――黄昏のロンドン・152019-04-27 22:51:22テーマ:文学と思想 1 シェイクスピアでも評判が芳しくない作品のひとつ、『ウィンザーの陽気な女房たち』、――こんなことを書くと欧米風の喜劇が分からない、などと…

ヴァージニア・ウルフ『歳月』について――黄昏のロンドン・11 アリアドネ・アーカイブスより

ヴァージニア・ウルフ『歳月』について――黄昏のロンドン・112019-04-15 09:44:44テーマ:文学と思想 ヴァージニア・ウルフの小説にしては、平易で読みやすい『歳月』は、反面、もどかしいほど、難しい。その難しさは、彼女の実験的な小説作法や難解な方法…

安倍政治と衆愚制民主主義 アリアドネ・アーカイブスより

安倍政治と衆愚制民主主義2019-04-06 12:38:54テーマ:政治と経済 安倍政治には二つの公然化されない矛盾、不吉な影がある。 ひとつは、身の丈の政治と云うこと、綺麗な言い方をすれば!――この背景には、国民なり有権者なりの、自らに水準の近しい、等身大?…

元号選定と歴史誤認 アリアドネ・アーカイブスより

元号選定と歴史誤認2019-04-04 10:58:14テーマ:歴史と文学 大伴旅人、家持とは、どういう人たちなのですか? 日本古代史に於いて、古代律令制が変遷、変質、変形して、藤原一強の大土地所有者としての荘園制と呼ばれた中世的土地所有形態に移行していった時…

忖度と思い遣り アリアドネ・アーカイブスより

忖度と思い遣り2019-04-04 10:36:08テーマ:文学と思想 忖度と思い遣り、 二つの違いは何か? 身分が下のものが、上のものを”思い遣る”こと。 思い遣りとは、身分が上の者が下のものを思いを致すこと。 あるいは、身分の上下に係わらず、他者一般を思いで包…

万葉の時代について(再録)アリアドネ・アーカイブスより

万葉の時代について(再録)2019-04-03 09:42:19テーマ:文学と思想 (追補)として、先号に記載したものの再録になります。万葉集について俄かに語り始められましたが、誰も言わないことなので、書きました。 4. 万葉の時代について 元号に引き付けて、万…

元号「令和」について アリアドネ・アーカイブスより

元号「令和」について2019-04-02 15:05:25テーマ:歴史と文学 新元号の発表を見て、一見して感じたのは、字画と響きの持つ寂しさ、貧相さ。「令」と「和」の水と油のような意味の語義的不一致。ーーさりながら、日本の言語学者の第一人者たちが集ってーー集…

TVドラマ『浮世の画家』と戦争責任――ノーベル賞作家、カズオ・イシグロの原作による アリアドネ・アーカイブスより

TVドラマ『浮世の画家』と戦争責任――ノーベル賞作家、カズオ・イシグロの原作による2019-03-30 23:17:46テーマ:映画と演劇 カズオ・イシグロが日系のイギリス人ノーベル賞作家であったらかといって、映画『日の名残り』を見ていなければ、テレビのスイッチ…

紡ぎ出されるアリアドネの恋愛論――『ダロウェイ夫人』を読みながら――黄昏のロンドン・4 アリアドネ・アーカイブスより

紡ぎ出されるアリアドネの恋愛論――『ダロウェイ夫人』を読みながら――黄昏のロンドン・42019-03-26 08:46:48テーマ:文学と思想 同性愛については、識者やその方面の専門家?の方からみれば凡そ見当違いのことを書くと思いますので、なにとぞご容赦ください。…