アリアドネの部屋・アネックス / Ⅰ・アーカイブス

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回想のアメリカ映画”裸足で散歩”・資料編 アリアドネ・アーカイブスより

 
goo映画より

<あらすじ>
2月のニューヨーク。かけだしの弁護士ポール(ロバート・レッドフォード)とコリー(ジェーン・フォンダ)は、夢のようなハネムーンを終わってグリニッチ・ビレッジのアパートに帰ってきた。エレベーターのないアパートの5階の部屋は、大変お粗末で、天井のあかりとり窓が割れ、雪が落ちてくる始末だ。そのうえ、このアパートの住人には変人が多く、なかでも“東10丁目の青ひげ"の異名をとるベラスコ(シャルル・ボワイエ)はかわり者だ。屋上にある自分の部屋に行くのに堂々とコリーたちの部屋を通り、あかりとり窓からでていくような男。しかし、コリーはすぐ親しくなった。そんな頃、コリーの母バンクス夫人が新婚夫婦の様子をみにきた。コリーは母とベラスコを夕食に招待した。ポールはベラスコをきらっていたが、マジメ一方のポールをベラスコに近づけることによって、ポールにも人生を楽しむ術をおぼえてもらいたい、という魂胆がコリーにはあった。夕食後、コリーとベラスコは上機嫌だったが、ポールは疲れはて、バンクス夫人は飲みすぎて、どちらも元気がない。ベラスコがバンクス夫人を送って帰ったあと、コリーとポールの言いあらそいが始まった。かつて2人でよく公園に遊びに行った時、ポールは裸足で歩くことを拒んだ--などという古い話まで持ち出される始末。あげくのはて、コリーは離婚しようといいだした。翌日、コリーがベラスコの部屋に行くと、そこには、なんと、昨夜帰ったはずのバンクス夫人がいるではないか!しかも男もののバスロープを着て。夫人の語るところによると、アパートの前でころんで、近所の人々に運びこまれたという。コリーは早速、離婚の話をした。しかし反対され、ひとりで公園に行った。するとそこには、酔っぱらって裸足で歩いているポールがいた。そしてマジメ人間はもうやめて、アパートの他の住人のように、のんきに暮らすと宣言した。やっぱりコリーはポールを愛していた。2人はアパートの屋上に上がり大声で歌い始めた。往来に人が集まり屋上を見上げて、この若い2人の自由人を祝福した。その中にはベラスコとバンクス夫人の明かるい顔もまじっていた。

<キャスト・スタッフ - 裸足で散歩(1967)>


<キャスト(役名)>
Robert Redford ロバート・レッドフォード (Paul Bratter)
Jane Fonda ジェーン・フォンダ (Corie Bratter)
Charles Boyer シャルル・ボワイエ (Victor Velasco)
Mildred Natwick ミルドレッド・ナットウィック (Mrs. Ethel Banks)
Herbert Edelman ハーバート・エデルマン (The Telephone man)
Ted Hartley テッド・ハートレイ (Frank)
Mabel Albertson マーベル・アルバートソン (Aunt Harriet)

<スタッフ>
監督
Gene Saks ジーン・サックス

製作
Hal B. Wallis ハル・B・ウォリス

原作
Neil Simon ニール・サイモン

脚本
Neil Simon ニール・サイモン

撮影
Joseph La Shelle ジョセフ・ラシェル

音楽
Neal Hefti ニール・ヘフティ