七月のベスト・5
ベスト5、ここのところ変動がなく、村上春樹ものが1位を譲らず、もう一篇も3位、に付いている。
2位の冨山和子のもの、4位の現代政治論もこのところ順位に大きな変動はない。
5位に「デカンダンスの諸相」の前編が入っている。これも私の記憶では初出、ではないと思う。
それにしても、考え方や感受性の質に置いて、私なりの個性の影が差した、イロニーが利いたものが毎度選ばれるのは不思議な現象である。特に4位の政治論のような、素人である私の所説を読んでいただいていることに、気恥ずかしくも、申し訳ないような気もする。こんなことならもっと正統的な政治の勉強をしておけば良かったと思うものの、既にこの年では時期遅し。
1位
村上春樹 短編『蛍』と『ノルウェイの森』 流行作家が見失ったものと見捨てたもの 2012-11
2位
3位
4位
5位