アリアドネの部屋・アネックス / Ⅰ・アーカイブス

アリアドネ会修道院附属図書館・アネックス一号館 本館はこちら→ https://ameblo.jp/03200516-0813  検索はhttps://www.yahoo.co.jp/が良好です。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

太平洋戦時下における二大文豪の芸術的抵抗と挫折・上 谷崎と藤村の場合(2012/8) アーカイス

太平洋戦時下における二大文豪の芸術的抵抗と挫折・上 谷崎と藤村の場合(2012/8) アーカイス2019-08-25 21:58:23テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505537107.html太平洋戦時下における二大文豪の芸術的抵抗と…

鏡花と谷崎の魅力(2011/12) アリアドネの部屋アーカイブス

鏡花と谷崎の魅力(2011/12) アリアドネの部屋アーカイブス2019-08-25 22:04:16テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505536309.html鏡花と谷崎の魅力2011-12-13 13:26:28テーマ: 文学と思想 先日、”歌行燈” の…

愛と恋とはどのように違うか、愛の様式における二様の起源、――神と神々とに起源するものと人間に由来

愛と恋とはどのように違うか、愛の様式における二様の起源、――神と神々とに起源するものと人間に由来2019-08-25 22:11:04テーマ:アリアドネアーカイブス アリアドネ。アーカイブスより原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505559148.html愛と恋…

古代の残照に照らされて―"愛の往復書簡”―アベラールとエロイーズ(2011.2)アーカイブスより

2011年2月のこの文章は四、五回目の登場です。愛の概念についてはアベラールとエロイーズが辿り着いた境位以外に知らず、それは私の愛の概念の達成であると同時にそこが私にとってはここが行き止まりとなっているという意味です。今日のいまでも変更す…

愛のジャコバニズム――『危険な関係』(2018/7)アリアドネの部屋アーカイブス

愛のジャコバニズムーー『危険な関係』は、アーカイブス二度目の登場になります。ブログを初め、文学を復活させてから十一年目の、これが一応の達成であるか、と思います。「危険な関係」を操る不気味な人形と黒子の操り手、ヴァルモン伯爵とメルトィユ侯爵…

マルセル・プルースト 時と永遠(2018/1)アリアドネの部屋アーカイブス

マルセル・プルースト 時と永遠(2018/1)アリアドネの部屋アーカイブ2019-08-25 22:23:08テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505574101.htmlマルセル・プルースト 時と永遠2018-01-11 11:42:27テーマ: 文学と…

マルセル・プルースト、二十歳の恋文(2019/2)アリアドネの部屋アーカイブㇲ

マルセル・プルースト、二十歳の恋文(2019/2)アリアドネの部屋アーカイブ2019-08-25 22:27:03テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505580558.htmlマルセル・プルースト、二十歳の恋文2019-02-06 15:57:46テーマ…

マルセル・プルーストの眼(2018/7)アリアドネの部屋アーカイブスス 2019-08-25 22:29:51

マルセル・プルーストの眼(2018/7)アリアドネの部屋アーカイブスス2019-08-25 22:29:51テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505576563.htmlマルセル・プルーストの眼2018-07-06 13:57:57テーマ: 文学と思想 自…

『ジェイムズ・ジョイスと言語革命』(2016⊡)アリアドネの部屋アーカイブ 2019-08-25 22:32:24

『ジェイムズ・ジョイスと言語革命』(2016⊡)アリアドネの部屋アーカイブ2019-08-25 22:32:24テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505550506.html『ジェイムズ・ジョイスと言語革命』2016-06-19 21:51:41テーマ…

ジョイスとプルーストの出会う場所 2010-09-26 17:38:51

ジョイスとプルーストの出会う場所2010-09-26 17:38:51テーマ:文学と思想 有名な話であるが、ともに二十世紀の文学世界に革新的な意義をもたらした二人の巨匠、ジェイムズ・ジョイスとマルセル・プルーストが一度だけ、当時パリのホテル・リッツであったか…

カントの"啓蒙とは何か”にみる職業的知識人の誕生(2010/ 10) アリアドネの部屋アーカイブス 2019-08-25 22:46:22

カントの"啓蒙とは何か”にみる職業的知識人の誕生(2010/ 10) アリアドネの部屋アーカイブ2019-08-25 22:46:22テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505535356.htmlカントの"啓蒙とは何か”にみる職業的知識人の誕生…

公民は何処にいるか?――インマヌエル・カントの場合(2011/ 4) アリアドネの部屋アーカイブス 2019-08-25 22:49:12

公民は何処にいるか?――インマヌエル・カントの場合(2011/ 4) アリアドネの部屋アーカイブ2019-08-25 22:49:12テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505535611.html公民は何処にいるか?――インマヌエル・カントの…

青山昌文 放送大学『芸術史と芸術理論』――ミメーシスとは何か?(2012/7)アリアドーカイブスより 2019-08-25 22:59:11

青山昌文 放送大学『芸術史と芸術理論』――ミメーシスとは何か?(2012/7)アリアドーカイブスより2019-08-25 22:59:11テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505536916.html 青山昌文 放送大学『芸術史と芸術理論』――…

九鬼周造 『「いき」の構造』――「神」の視座に於ける人間の愛(2012/4)アリアドネのーカイブスより 2019-08-25 23:01:28

九鬼周造 『「いき」の構造』――「神」の視座に於ける人間の愛(2012/4)アリアドネのーカイブ2019-08-25 23:01:28テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505536743.html九鬼周造 『「いき」の構造』――「神」の視座…

プラトンの”饗宴”を読む――プラトンにおけるエロース論の諸相とギリシア民主制の終焉2010/10 2019-08-25 23:04:20

プラトンの”饗宴”を読む――プラトンにおけるエロース論の諸相とギリシア民主制の終焉2010/102019-08-25 23:04:20テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505535354.htmlプラトンの”饗宴”を読む――プラトンにおけるエロ…

美学におけるアリストテレス的問いの今日的意義について(2010/10)アリアドネの部屋アーカイブ 2019-08-25 23:06:36

美学におけるアリストテレス的問いの今日的意義について(2010/10)アリアドネの部屋アーカイブ2019-08-25 23:06:36テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505535355.html美学におけるアリストテレス的問いの今日的…

時の記憶――言葉の端緒に佇立して(2010/10)アリアドネの部屋アーカイブ 2019-08-25 23:08:36

時の記憶――言葉の端緒に佇立して(2010/10)アリアドネの部屋アーカイブ2019-08-25 23:08:36テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505535353.html 時の記憶――言葉の端緒に佇立して2010-10-10 22:12:50テーマ: 文…

ヘンリー・ジェイムズの文学を読む歓び・『大使たち』について(2013/5 ) 2019-08-26 16:06:24

ヘンリー・ジェイムズの文学を読む歓び・『大使たち』について(2013/5 )2019-08-26 16:06:24テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505537540.htmlヘンリー・ジェイムズの文学を読む歓び・『大使たち』について2013…

村上春樹 短編『蛍』と『ノルウェイの森』 流行作家が見失ったものと見捨てたもの 2012-11-03 10:35:49

村上春樹 短編『蛍』と『ノルウェイの森』 流行作家が見失ったものと見捨てたもの2012-11-03 10:35:49テーマ:文学と思想 村上春樹に『蛍』と云う短編がある。あらすじは長編『ノルウェイの森』の前半そのままで、学生寮の生活の描写、そして中央線の中で直…

”ノルウェイの森”のまとめ――社会事象としての村上春樹・第9夜 2011-12-26 15:56:29

”ノルウェイの森”のまとめ――社会事象としての村上春樹・第9夜2011-12-26 15:56:29テーマ:歴史と文学 誰しも中年になれば一つを生涯の神話が欲しくなるところである。とりわけ恋の神話を。この間の事情については、三島由紀夫が折口信夫のかこつけてユーモラ…

”ノルウェイの森”を廻る評論家たち 加藤、竹田、渡辺――社会事象としての村上春樹・第8 夜 2011-12-25 14:02:38

”ノルウェイの森”を廻る評論家たち 加藤、竹田、渡辺――社会事象としての村上春樹・第8 夜2011-12-25 14:02:38テーマ:歴史と文学 ・加藤典洋 ”自閉と鎖国 村上春樹の「羊をめぐる冒険」”1987年 ・竹田青嗣 ”「恋愛小説”の空間”1988年・渡辺直己 ”チャリティ…

”ノルウェイの森”を廻る評論家たち 川本三郎の場合――社会事象としての村上春樹・第7夜 2011-12-25 11:05:47

”ノルウェイの森”を廻る評論家たち 川本三郎の場合――社会事象としての村上春樹・第7夜2011-12-25 11:05:47テーマ:歴史と文学 ・川本三郎 ”この空っぽの世界の中で――村上春樹論”1991年 川本三郎の名前は一般には村上春樹ブームの機縁を作った批評家としての…

☆”ノルウェイの森” を廻る二人の悪党 その2 レイコさんの場合――社会事象としての村上春樹・第6夜  2011-12-24 15:03:32

☆”ノルウェイの森” を廻る二人の悪党 その2 レイコさんの場合――社会事象としての村上春樹・第2011-12-24 15:03:32テーマ:歴史と文学 小説というものには読み方が二通りあって、一つは作者の構想を ”求められる解” としそれを読者が再現的に構築しようとす…

”ノルウェイの森” を廻る二人の悪党 その1 永沢さんの場合――社会事象としての村上春樹・第5夜 2011-12-24 12:42:49

”ノルウェイの森” を廻る二人の悪党 その1 永沢さんの場合――社会事象としての村上春樹・第5夜 2011-12-24 12:42:49 テーマ:歴史と文学 小説 ”ノルウェイの森” を廻る二人の大悪党と云えば、一人は永沢さんと呼ばれる学生寮の先輩で何かと懇切丁寧に地方出…

”ノルウェイの森”における親和性の構造と病理――社会事象としての村上春樹・第4夜 2011-12-24 10:34:21

”ノルウェイの森”における親和性の構造と病理――社会事象としての村上春樹・第4夜2011-12-24 10:34:21テーマ:歴史と文学 ”ノルウェイの森” の冒頭部分で、ベルリンの空港に着陸した飛行機内で聴いたビートルズの”ノルウェイの森” が契機となって18年前の回想…

村上春樹の古風な性愛観――社会事象としての村上春樹・第3夜 2011-12-23 21:12:33

村上春樹の古風な性愛観――社会事象としての村上春樹・第3夜2011-12-23 21:12:33テーマ:歴史と文学 先回は ”ノルウェイの森”を、黄金の60年代に殉じた人々をめぐるノスタルジックな物語として読んだわけです。これは竹田青嗣ならば愛の超越性とでも名付ける…

二通りに読める”ノルウェイの森”――社会事象としての村上春樹・第2夜 2011-12-23 16:36:35

二通りに読める”ノルウェイの森”――社会事象としての村上春樹・第2夜2011-12-23 16:36:35テーマ:歴史と文学 ”ノルウェイの森”は、ベルリンの街に着陸するルフトハンザ航空の機内で聴いたビートルズの同名の曲を思いもかけず聴いて、18年前を回想するという物…

社会事象としての村上春樹の”ノルウェイの森” ・第1夜

社会事象としての村上春樹の”ノルウェイの森” ・第1夜2011-12-23 13:09:11テーマ:歴史と文学 http://t3.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRmf9pRsg8gozyUTwB1mFVt0_uayWX_oFTmW8rLlS6bgiioBxx3jA じつは昨年の今ころ、トラン・アン・ユン監督と云うヴェトナ…

ジェイムズの『デイジー・ミラー』(2013/5) アリアドネの部屋アーカイブスより

ジェイムズの『デイジー・ミラー』(2013/5) アリアドネの部屋アーカイブより2019-08-26 15:57:59テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505537547.htmlジェイムズの『デイジー・ミラー』2013-05-26 11:15:44テーマ…

鳩の翼があったら! アリアドネ・アーカイブスより

鳩の翼があったら!2013-05-17 16:40:48テーマ:文学と思想 ・ ヘンリー・ジェイムズの『鳩の翼』の最初の方で、主人公のケイト・クロウが生活不能者の父親を訪ねる場面がある。普通であれば働かざる者食うべからざるの論理から云えばこの男に何事かを云える…