アリアドネの部屋・アネックス / Ⅰ・アーカイブス

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2019-10-19から1日間の記事一覧

ヘンリー・ジェイムズの文学を読む歓び・『大使たち』について(2013/5 ) 2019-08-26 16:06:24

ヘンリー・ジェイムズの文学を読む歓び・『大使たち』について(2013/5 )2019-08-26 16:06:24テーマ:アリアドネアーカイブス 原文:https://ameblo.jp/03200516-0813/entry-12505537540.htmlヘンリー・ジェイムズの文学を読む歓び・『大使たち』について2013…

村上春樹 短編『蛍』と『ノルウェイの森』 流行作家が見失ったものと見捨てたもの 2012-11-03 10:35:49

村上春樹 短編『蛍』と『ノルウェイの森』 流行作家が見失ったものと見捨てたもの2012-11-03 10:35:49テーマ:文学と思想 村上春樹に『蛍』と云う短編がある。あらすじは長編『ノルウェイの森』の前半そのままで、学生寮の生活の描写、そして中央線の中で直…

”ノルウェイの森”のまとめ――社会事象としての村上春樹・第9夜 2011-12-26 15:56:29

”ノルウェイの森”のまとめ――社会事象としての村上春樹・第9夜2011-12-26 15:56:29テーマ:歴史と文学 誰しも中年になれば一つを生涯の神話が欲しくなるところである。とりわけ恋の神話を。この間の事情については、三島由紀夫が折口信夫のかこつけてユーモラ…

”ノルウェイの森”を廻る評論家たち 加藤、竹田、渡辺――社会事象としての村上春樹・第8 夜 2011-12-25 14:02:38

”ノルウェイの森”を廻る評論家たち 加藤、竹田、渡辺――社会事象としての村上春樹・第8 夜2011-12-25 14:02:38テーマ:歴史と文学 ・加藤典洋 ”自閉と鎖国 村上春樹の「羊をめぐる冒険」”1987年 ・竹田青嗣 ”「恋愛小説”の空間”1988年・渡辺直己 ”チャリティ…

”ノルウェイの森”を廻る評論家たち 川本三郎の場合――社会事象としての村上春樹・第7夜 2011-12-25 11:05:47

”ノルウェイの森”を廻る評論家たち 川本三郎の場合――社会事象としての村上春樹・第7夜2011-12-25 11:05:47テーマ:歴史と文学 ・川本三郎 ”この空っぽの世界の中で――村上春樹論”1991年 川本三郎の名前は一般には村上春樹ブームの機縁を作った批評家としての…

☆”ノルウェイの森” を廻る二人の悪党 その2 レイコさんの場合――社会事象としての村上春樹・第6夜  2011-12-24 15:03:32

☆”ノルウェイの森” を廻る二人の悪党 その2 レイコさんの場合――社会事象としての村上春樹・第2011-12-24 15:03:32テーマ:歴史と文学 小説というものには読み方が二通りあって、一つは作者の構想を ”求められる解” としそれを読者が再現的に構築しようとす…

”ノルウェイの森” を廻る二人の悪党 その1 永沢さんの場合――社会事象としての村上春樹・第5夜 2011-12-24 12:42:49

”ノルウェイの森” を廻る二人の悪党 その1 永沢さんの場合――社会事象としての村上春樹・第5夜 2011-12-24 12:42:49 テーマ:歴史と文学 小説 ”ノルウェイの森” を廻る二人の大悪党と云えば、一人は永沢さんと呼ばれる学生寮の先輩で何かと懇切丁寧に地方出…

”ノルウェイの森”における親和性の構造と病理――社会事象としての村上春樹・第4夜 2011-12-24 10:34:21

”ノルウェイの森”における親和性の構造と病理――社会事象としての村上春樹・第4夜2011-12-24 10:34:21テーマ:歴史と文学 ”ノルウェイの森” の冒頭部分で、ベルリンの空港に着陸した飛行機内で聴いたビートルズの”ノルウェイの森” が契機となって18年前の回想…

村上春樹の古風な性愛観――社会事象としての村上春樹・第3夜 2011-12-23 21:12:33

村上春樹の古風な性愛観――社会事象としての村上春樹・第3夜2011-12-23 21:12:33テーマ:歴史と文学 先回は ”ノルウェイの森”を、黄金の60年代に殉じた人々をめぐるノスタルジックな物語として読んだわけです。これは竹田青嗣ならば愛の超越性とでも名付ける…