アリアドネの部屋・アネックス / Ⅰ・アーカイブス

アリアドネ会修道院附属図書館・アネックス一号館 本館はこちら→ https://ameblo.jp/03200516-0813  検索はhttps://www.yahoo.co.jp/が良好です。

2020-03-25から1日間の記事一覧

『ヰタ・セクスアリス』、森鷗外の青春 『ヰタ・セクスアリス』、森鷗外の青春 アリアドネ・アーカイブスより

『ヰタ・セクスアリス』、森鷗外の青春2015-06-07 21:37:42テーマ:文学と思想 ・ 鷗外の『ヰタ・セクスアリス』を久々に読む。二十歳の時に読んだ読後感とほとんで変わらないのだが、ほのぼのとした懐かしさを新たにする。広義の意味でのポルノグラフィに該…

 『日本橋』――シネマ歌舞伎の往き帰り アリアドネ・アーカイブスより

『日本橋』――シネマ歌舞伎の往き帰り2015-06-03 19:18:41テーマ:映画と演劇 ・ 五月晴れのある日、片道10キロほどもある映画館への道を往復、歩くことにした。まず、片道を歩いてみて、具合で帰り道はバスに乗っても良い、気楽な発想で歩きはじめた。 見に…

自転車とお茶のはなし、自然が語ること アリアドネ・アーカイブスより

自転車とお茶のはなし、自然が語ること2015-06-02 11:33:41テーマ:茶道とお能 十代の終わりころのある日、ヴィトゲンシュタインの名前が教壇の方から落ちてきて、言語に囲繞された閉塞感を当時の状況に重ね合わせ二重読みをしたものだ、師走が近づくころ、…

池内紀『カント先生の散歩』 アリアドネ・アーカイブスより

池内紀『カント先生の散歩』2015-05-31 18:08:20テーマ:文学と思想 http://image.yodobashi.com/product/100/000/009/001/871/587/100000009001871587_10204_002.jpg ベルグソン、ヘーゲルと周辺の手軽な新書版を読んできて、ついでに軽いノリでこの本も読…

漱石『道草』と鷗外『渋江抽斎』と 江藤淳に逆らって ありあどねアリアドネ・アーカイブスより

漱石『道草』と鷗外『渋江抽斎』と 江藤淳に逆らって2015-05-29 11:39:34テーマ:文学と思想 漱石と鷗外文学の比較、第一回目は初期の『三四郎』と(1908)『青年』(1910)、第二回目が中期の『こころ』(1914)と『興津弥五右衛門の遺書』(1912)、今回は…

スカルピアとはだれか? アリアドネ・アーカイブスより

スカルピアとはだれか?2015-04-25 05:55:10テーマ:音楽と歌劇 オペラ『トスカ』の不思議さは、筋書きだけをたどると俗っぽいメロドラマに過ぎないものが、感動的な音楽作品になっている点だろう。そういえばモーツァルトのオペラなども概してそうなのであ…